エシレ・メゾン デュ ブール:
オリジナルロゴ焼型を開発
2024年、三能食品器具は、フランス産A.O.P.認証発酵バターブランドであるエシレ (ÉCHIRÉ)の世界初の専門店「エシレ・メソン デュ ブール」(東京·丸の内)、15 周年記念モデルとなるフィナンシェの特注焼型を製作しました。


エシレ・メゾン デュ ブール15周年記念:バターが真の主役となるフィナンシェへ
エシレ・メゾン デュ ブールは2009年の世界一号店開店以来、「真の発酵バターの風味をより多くの方に知っていただく」という理念を掲げてきました。贅沢なバターの香りから、同ブランドのフィナンシェは長年行列ができる人気商品となっています。
開業15周年という節目を迎え、ブランドは定番商品であるフィナンシェの全面的なリニューアルを発表。より立体的で完璧な食感を目指し、このクラシックな焼き菓子を**「バターが真の主役となる」**逸品へと昇華させました。その中でも最も重要な変革の一つが、フィナンシェの表面にブランドのシンボルである「É」の文字を刻印することでした。

三能のカスタム技術:ブランドストーリーを製品の言葉へ
この高い目標を実現するため、エシレ・メゾン デュ ブールが依頼したのが三能でした。その理由は明確です。エシレ・メゾン デュ ブールの特殊な高バター配合に対し、三能は短期間で、高い精度、安定性、および商業生産に対応可能な特注金属焼型を提供できるからです。
三能のエンジニアチームは、ブランドの厳格な要求に応えるため、以下の鍵となる技術課題を解決しました。
- 精密なロゴモールドの開発
焼成後の膨張にも関わらず「É」の文字を鮮明に残すことは、焼型の精度に対する大きな挑戦でした。三能は精密な金型開発技術を用い、モールドの深さと角の丸みを緻密に計算。焼き上がりの膨張による変数を克服し、ロゴがシャープで立体的に表現されることを可能にしました。
- 理想の食感を生む熱伝導性の調整
エシレ・メゾン デュ ブールのフィナンシェは多量のバターを使用しており、火加減に対して極めて敏感です。三能は、この特性に基づき、アルミニウム素材と熱伝導コーティングを特別に調整しました。この最適化により、フィナンシェは瞬時に香りを閉じ込め、「外は香ばしくサクサク、中はしっとり」という食感のコントラストを生み出し、ブランドが追求する風味を完璧に表現します。
- 商用利用に耐える高耐久構造
店舗での高頻度な「焼き立て提供」と商業用洗浄プロセスに対応するため、焼型は高い耐久性が求められました。三能は構造を強化し、耐摩耗性を向上させることで、長期間の使用においても一貫した品質を維持することを保証しました。



結び:焼き菓子にブランドの魂を宿す
ロゴ「É」が刻印されたこのフィナンシェは、エシレ・メゾン デュ ブールの15年間の集大成であると同時に、三能食品器具の技術力とカスタマイズ能力の確かな証でもあります。
三能は、単に焼型を製造するだけでなく、ロゴモールド開発、特殊なサイズ・形状の特注、高耐久コーティングの適用など、研究開発から試作、量産、技術サポートに至るまで、トータルなサービスを提供します。
三能は、エシレ・メゾン デュ ブールの重要な節目となる作品制作に貢献できたことを光栄に思います。今後も、より多くのブランドに対し、彼らだけの**「唯一無二の焼型」**を作り出すことを目指します。



